ファウスト～最後の聖戦～ 劇中歌

パンフに載っていないのもの。いちおうストーリー順のはず。

【冒頭の歌】

広い宇宙に生まれしもの
神や天使や悪魔や魂や星々
狭い地球に生まれしもの
草花や動物や虫たち そして人間
森羅万象 真理の謎
喜び 怒り 悲しみ 楽しみ
喜怒哀楽で生きる 人間とは何ものなのか

【王～大臣～ヴァレンティン～マルガレーテ～ガブリエル】

我が王国アルツの民よ
王であるこの私
メネラス国王のために働き続けよ

しかし国王メネラス様
国の財は底をつき 民の心は不安に呑まれ
ならばこの私 オークラン大臣がこの国を頂こう

我が愛しき妹マルガレーテは心の病にかかり
喜びも悲しみも知らないまま
兄であるこの私 ヴァレンティンに 心を閉ざしてる

父上も兄上もただ お金や権力がほしいだけ
私が生まれたその夜に 天使が私に囁いた

思い出してマルガレーテ
貴女の生まれたその晩に 誰かが囁いたでしょう
いつかお前は出逢うだろう ファウストという名の男に
清々しく勇気に溢れ 誰よりも優しい
巡り会えるその時はもうすぐそこに
だからもうひとりじゃない 貴女だけの王子様

【マルガレーテの歌】

やっと出逢えた天命の人に 離れた時から貴方がほしい
その目 その鼻 その口と声
貴方の姿が褪せないように 静かに目を閉じたまま 貴方を待つ
もう他のものは見たくないの
この瞳に映ることができるのは 貴方だけ ファウスト

【ヘレネの歌】

私はこの世で 一番の美女だ
私はこの世で 一番の妖怪
どんな男も 私の美貌の虜になるの
男は誰でも 私の体の一部になるの
私はこの世で 一番の金持ち
私はこの世で 一番の欲の塊

【マルガレーテの歌②】
真っ白な世界があると 今までは信じてた
でも今ならわかる もう一つの世界
誰よりも貴方を愛してるから 誰よりもこの悲しみは深く
誰よりも貴方を信じたいから 誰よりも貴方を疑っている
愛を感じるときに 憎しみもまた生まれ
憎しみが生まれるとき 愛しさに切なくなる